毎日越えられる壁を設定して、自分のメンタルを調整する
昔この記事でも書いたのだけれど、ぼくは基本毎日「頑張らないこと」を大切にしている。より正確には、頑張りすぎないことを何よりも大事にしている。
仕事をするようになって1年と数ヶ月。友人知人と仕事の話をしていて、「仕事は頑張るものだ」という認識が強いなと感じた。そしてそこにぼくは強く違和感を持った。「頑張ること」への違和感。
でもこれだけ書くとさすがにあいつサボってるのかと思われてしまうな、と思い、今日はぼくが日々大切にしていることを書いてみようと思う。
毎日メンタルを自分で調整する
ぼくは社会人1年目、今の会社ではなく、親会社に出向していた。今の会社は少し変わった会社で、もう半年近くネクタイはしてないし、月に数日は勝手にリモートで働いたりしているけれど、親会社は社会人教育らしくしっかりとした印象だった。
日本企業らしく、親会社には日報の習慣があり、日々今日やったことを日報として上司に報告していた。このとき利用していたのが、KPTというフレームワークだ。
KPTは、割と有名なフレームワークだけれど、振返りにつかえて、それぞれ、
- K (Keep) :キープしたいこと、つまりうまくいったこと
- P (Problem):問題、つまりうまくいかなかったこと
- T (Try):挑戦したいこと
を表している。肝はTで、KとPから派生してTを書くのがとても大切だ。例えば、Kに書いてあることは、更に良くするために何ができるかをTに書く。Pならば、それを改善するための取り組みをTに書く。こうすることで、出来ていることはよりできるように、できていないことにも日々対策を練ることができる。
と、ここまではKPTの普通の話だが、そのときにOJTにとても大切なことを習った。
自分ではどうしてもP(問題)ばかりに目がいってしまうけれど、KPTで最も大切なのはKだ。社会人になると、どんどん人に褒められなくなる。だからこそ、自分で毎日Kを見つけて、メンタルを調整することが必要なんだ
ぼくはこれには結構驚いた。KPTは単純に所謂意識高めのビジネスフレームワークだと思っていたのだけれど、確かに自分のいいところに目を止める訓練にもなっていた。
毎日越えられる壁を創る
正直に言うと、もう今は日報を書かなくなった。ただこのときの教えから、今でも仕事で大切にしていることがある。
それは「毎日越えられる壁を創る」ことだ。
今、世の中を見渡せばすごい人が山ほどいる。ぼくのTwitterは今フォロワーが200人強だけれど、同級生で1万人超えの人がいるし、同年代でYouTuberとして活躍している人も、社会人としてバリバリ活躍している人も、山のようなすごい人がりう。自分なんて取るに足らない存在で、こんな風に毎日書いているブログも、正直そんなに意味があるものではない。
ただぼくは「毎日ブログを書く」という、自分からすればギリギリ頑張れば越えられる壁を、ひたすら毎日越えている。だから今日も、とりあえず頑張ったなと思いながら、眠りにつける。
この「越えられる壁を設定する」というのは、案外みんなやっていないことのように思う。どうせ他の人と比べたって、自分はその人にはなれないし、すでにすごい人と比較してもなんの意味もないのだから、とりあえず「やれることをやったか」を最低限のレベルでも毎日やれたかを評価基準にしたほうがいい。
ここでの基準は本当に簡単で良くて、
こんなものでいい。毎日一つアイデア出せれば、一年でとりあえず365個アイデアが出せるし、毎日ブログ書いていれば3ヶ月ほどで100本近いストックが作れる。
そして何よりこれを毎日やったことが自信になる。これがぼくの毎日のメンタルの調整法になっている。
まとめ
つまり今日は何が言いたかったというと、
- 日々自分でメンタル調整するの超大事
- 毎日越えられる壁を設定すると、自信がつくのでおすすめ
とこんなところです。
まあぼくが有名でもなければ成功もしてないので、なんとも言えませんが、ぜひ試してみてもらえれば嬉しいです。 それでは本日はここまで。最後までお付き合いいただきありがとうございました。
※本ブログの内容は、私個人の考えです。所属する組織・団体とは関係ありません
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